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IRカジノは断念せよ

大阪市議会委 長岡市議が要求

長岡ゆりこ市会議員

2020年11月17日

 

日本共産党の長岡ゆりこ大阪市議は17日、市議会決算特別委員会で、府・市がすすめる此花区夢洲(ゆめしま)でのカジノを中核とする統合型リゾート(IR)の見直しや教育環境の整備、新型コロナ対策などについて質疑しました。

長岡議員は、新型コロナの影響で、IRカジノの開業遅れによる莫大な費用を伴うリスクの発生にも備えられず、阪神高速淀川左岸線で700億円もの追加工事が明らかになるなど、「コロナ対策そっちのけで大型開発優先が見えている。二重じゃなければ大型開発に湯水のように税金をつき込んでいいのかと批判の声が出ている」と指摘。「斜陽産業のIRカジノはきっぱりと断念し、市民の命と、子どもたちが安心して成長できる環境のために財政は使うべきで、政令市としての責任を果たすべきだ」と強調しました。

長岡議員は「コロナ禍を今回限りのことととらえるのではなく、いつでもこういった事態に備えられる保健所体制を整備しておく必要がある」と指摘。 「人員体制を強化したと言っても102人。うち保健師は13人僧えて40人。交代で休みを取るのもままならない状況」と述べ、保健所体制の強化を強く求めました。

また、少人数学級の実施や学校統廃合を中止し、安心安全な教育環境の整備を強く求めました。

(20201118日付しんぶん赤旗)