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新人工島の巨大開発ムダ使いの中止を

江川議員が指摘

江川繁市会議員

2008年3月14日

 日本共産党の江川繁市会議員は、総額3890億円をかけて新人工島をつくると言ってきたが、今回、工事を一旦休止する。その理由は何かと質問。市は新島地区整備の目的は、ゴミ廃棄物の処分場として利用すること。将来的に危険物或いは外貿コンテナ貨物を取り扱う岸壁整備を図る事を目的としている。今回、平成21年度をもって新島地区2区工事を休止するというのは、市財政が悪化し、港湾局で事業の選択と集中を検討した結果、主航路や大阪港内の浚渫工事の進捗などを遅らせることで、土砂の処分場と考えていた新島地区2区を休止しにしたと答弁。

 江川議員は3890億円のうち、1区の護岸整備費で約880億円、2区の護岸整備費約350億円、併せて1230億円で休止した。総額からすれば2600億円の支出を一旦やめた。この休止する区域には、従来からわが党が反対してきた大型バース、15mバース4つ、多目的バース2つという巨大開発・無駄な開発計画が計画されている。夢洲のスーパー中枢港湾でもコンテナが集まらない、大型船が見通しより少ないなど問題になっている。そのような中で今後、2期工事費に2600億円の巨額なムダ使いは許されない。休止ではなくてキッパリと中止すべきだと再度、指摘をしました。