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安達市議がアンダーパスの冠水対策強化

城北川の浸水対策の早期完成を求め質疑

安達義孝市会議員

2008年11月28日

 安達議員は11月28日開催の建設港湾委員会において、補正予算にアンダーパス冠水時の安全対策事業が組まれた事について、この前の決算議会でゲリラ豪雨による浸水被害から市民の安全を守れと質疑を行ったところ、さっそく予算が組まれ市内61箇所、すべてのアンダーパスに遠方監視装置の設置や道路情報板、注意喚起看板が設置をされる事になった。このことは非常に大きな前進と高く評価をしたい。しかし、情報板があっても車が進入する場合もある。事故が起きないよう地域の協力も含めより一層の安全対策の強化に取り組んでいただきたいと強く要請。次に城北川の改修事業費削減について質疑。今回、橋下知事の大阪維新プログラム案において事業費の削減が行われた。その影響で城北川の改修事業等が遅れる。市の見解はどうかと質問。

 市は、城北川改修は大雨時に寝屋川の水位を下げ、河川氾濫を防ぐ分水路として重要である。事業費負担は国、府、市が3分の1づつ負担するもので、府の維新プログラムで平成22年度までの3年間、事業費を20%削減するとされた。行程は厳しいが、寝屋川流域の総合的な治水対策事業であり、早期完成にむけ国、府と十分に協議したいと答弁。

 安達議員は事業の遅れを地域の皆さんも心配されている。事業者として説明責任を果していただきたいが同時に、治水事業は、安全安心の街づくりにおいては欠かすことの出来ない大切な事業である。治水対策予算を削るという事は行政の責任を放棄する事であり、府に予算を確保せよと強く求めていただきたいと要請。

 市は、地元町会等に説明会の開催など周知に努める。また本事業は市民の安全安心を確保する重要な事業であるので、府に対し事業費の確保について十分、協議したいと答弁。

 安達議員は日本共産党も引き続き府に対し、大事な事業予算を削るなと働きかけを行うと述べました。