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大阪市廃止 特別区1387億円の赤字

市議会委 山中市議が批判

山中智子市会議員

2015年3月9日

写真 大阪市議会財政総務委員会で9日、日本共産党の山中智子市議は、大阪市を廃止し、五つの特別区に分割する特別区設置協定書(『大阪都』構想案)についてただしました。

 山中氏は、府は5年間で18億円の黒字、特別区は計1067億円の赤字になる大都市局の財政シミュレーションについて、まだ決まっていないプールやスポーツセンター削減の効果額を入れないなどして計算し直すと、「特別区分割による赤字増大額は5年間で320億円、特別区の赤字は5年間で1387億円に膨れ上がり、財政的にますます厳しいものになる」と指摘しました。

 山中氏は「特別区の財政の厳しさ、特別区間の財政調整の矛盾、100を超える事務事業の一部事務組合化の異常、膨大な準備作業など、矛盾だらけで特別区に分割することは無理だ」とただしだのに、大都市局は「住民投票で過半数の賛成となれば、工程表にもとづき事務作業をすすめていく」と回答しました。

 山中氏は「無責任極まりない」と批判し、「政令市としての権限や財源を生かし区政会議などのいっそうの発展で都市内分権を充実させ、市民の声がより反映される大阪市にしていくことが求められている」と強調しました。

(2015年3月11日付しんぶん赤旗)