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城北川改修工事の遅れについて

早期実現にむけ努力をすべきと質疑

石川かんじ市会議員

2008年10月7日

 日本共産党の石川かんじ市会議員は、10月7日の建設港湾委員会で「経費削減素案」にかかわって建設局をただしました。

石川議員は、城北川の改修を取り上げて質疑。石川議員は城北川の工事が議会で何度も問題になっているが、完成予定がはっきりしない。城北川に架かる工事が必要な橋の数は幾らかと質問。市は、建設局管理の橋は全部で25橋あるが城北川改修工事では残り13橋であると答弁しました。

 石川議員は、1つの橋に関わる工事は3年から4年位かかるようで橋の補修は少しずつでも進めるようだが、城北川の完全な事業終結はいつになるのかと質問。市は、本事業は昭和61年度に事業着手し、大阪市だけでなく国の補助事業を受け府とともに寝屋川流域の関係市が協力して取り組んでいる事業であるが、今後の事業実施にあたっては出来る限りの事業費の確保に取組み、治水効果の早期実現を図るため着実に事業進捗を図っていきたいと答弁しました。

 石川議員は、河川の補修は府が金を出さない(大阪維新プログラム)といい国も出せないと言い出して進捗の遅れが出ている。橋については予算があり少しでも可能性はあるが。しかし地元からは長く掛かりすぎだと。工事をやっても地元の意見は聞かず水はけも悪く緑も少なくなったと怒りの声があがっている。事業者は住民や関係者の意見をよく聞いて進めなければいけないし、遅れると1時間当たりの雨量が60ミリを超えると浸水の被害が出る恐れがある。完成年度が明確でないと住民の不安は広がるばかりで、府や国が金を出さない事を理由にした事業を遅れは許されない。市は努力せよと強く要望しました。