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こはら孝志市会議員

2015年10月5日

写真 大阪市議会建設消防委員会が5日開かれ、昨年9月の本会議で維新以外の全会派で否決されたにもかかわらず橋下徹市長が再提出した、市の大阪港、府の堺泉北港・阪南港を一元管理する条例案を維新以外の会派で再び否決しました。

 日本共産党の小原孝志市議は、大阪港は商業港で公共岸壁が多くコンテナ輸送が中心、堺泉北港は企業のプライベート岸壁が主でLNOなどの原材料中心の工業港だと特色を指摘。大阪港、堺泉北港、阪南港それぞれ、国際戦略港湾、国際拠点港湾、重要港湾と位置付けがされ、機能、特色、取り組むべき課題は港によって違うことは明らかだと述べ、一元的管理は大阪港にとってマイナスで必要性は認められないと強調しました。

 小原市議は、「港湾一元化の話は5月の住民投票で大阪市の廃止・分割の『大阪都構想』と同時に否決され決着済みの話だ」と批判。「大都市港湾は、市民生活と密接に関係しており、都市の一部としてとらえ、管理・発展させることが自治体の責任だ」と述べ、反対しました。

(2015年10月9日付しんぶん赤旗)