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わたし考一市会議員

2009年6月26日

 渡司考一議員は6月26日の市会交通水道委員会で、市営地下鉄駅清掃労働者の低賃金問題解消へ業務委託契約の改善を求めて質疑しました。

 駅清掃労働者の賃金が低額で生活保護を受けなければならないと新聞報道され、公契約のあり方が問題になりました。同議員は「市全体の業務委託契約のあり方にもかかわるが、働いても生活できないような低賃金を公共事業でつくりだすことは異状だ。改善すべき」と追及。交通局は「低入札があれば調査するが、最低賃金、休暇などで法令順守されていれば契約せざるを得ない」と答弁。

 渡司議員は、最低賃金が守れていれば良しとする交通局の態度を批判し、他市で導入されている、賃金額や障害者・一人親世帯者の雇用状況などを加味した総合評価方式での入札制度導入を求めました。交通局運輸部長は現行入札制度の維持を表明しつつ、総合評価制度について「関係局とも研究していきたい」と答えました。

 渡司議員は「公共事業で適切な賃金、労働条件が確保できるよう改善を」重ねて要求しました。