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区役所等の裏金問題で幹部職員の責任は重大

財政総務委員会で、わたし議員がきびしく追及

わたし考一市会議員

2008年2月27日

2月27日、大阪市会財政総務委員会が開かれ、各区役所や局で相次いで発覚したプール金や預け金などの裏金問題について、日本共産党のわたし考一議員が、当局をただしました。

わたし議員は、まず、この問題の全容の解明に全力をつくすことが必要だと指摘。そのうえで、当局が「不適正な手続きによる支出」だとくりかえしのべていることについて、不正確な表現であり、業者に白紙の領収書を作らせるなど、明白な違法行為だときびしく批判しました。

また、わたし議員は、係長級職員の責任が問われていることについて、係長だけでやれることではなく、課長など上層部が知らないことはありえないと指摘。組織的な問題だと主張しました。

また、かかわった職員の処分や全職員のコンプライアンス・研修が強調されている問題で、全容解明を後景に追いやってはならないと指摘。まず、幹部職員がこれまでのあり方を反省し、率直な職員の声を集めることが、是正の道だと強調しました。