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難病見舞金の廃止は絶対に許されない

清水議員が継続を要望

清水忠史市会議員

2009年3月13日

 3月13日、大阪市会民生保健委員会が開かれ、日本共産党の清水忠史議員が、ベーチェット病やスモン、パーキンソン病関連疾患など、45の特定疾患を持つ患者に対して大阪市が長年支給してきた年間1万円の難病見舞金を廃止することについて、質問しました。

 見舞金が個人給付であることを廃止の理由とする健康福祉局に対し、清水議員は、東京都の千代田区や中央区で毎月1万5千500円の難病患者福祉手当が支給されていることを紹介し、「スーパー指定都市を目指すというのなら、東京都のように福祉にこそ力を入れるべきでではないのか。わずかな予算で継続できる難病見舞金の廃止は絶対に許されない」と当局の姿勢をただしました。

 さらに清水議員は、最近問題になったポルフィリン症について紹介し、「難病について偏見の克服と、さらなる理解が求められている今、その啓発事業を拡充することこそ必要ではないのか」と述べ、患者団体へのきめ細かい支援を強めることを求めました。