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夜間救急歯科診療の実施など市民の期待に応える医療行政を
公営・準公営決算委員会で石川かんじ議員が主張

石川かんじ市会議員  

      2004年10月8日

10月8日、大阪市議会公営・準公営決算委員会がひらかれ、日本共産党の石川かんじ議員は、夜間救急歯科診療を大阪市が実施することを求めました。
 石川議員は、大阪府歯科医師会が大阪府・大阪市の補助を得て、今年6月から、午後9時から午前3時までの夜間救急歯科診療を天王寺区で実施していることを紹介。9月末までに約1600人と多くの患者が来診しており、市民から強く求められていることが明らかになったと強調しました。
 また、先生のボランティアに頼って取り組まれており補助金の増額が不可欠なこと、大阪市として市内にもう1カ所ふやすために中央急病診療所に夜間救急歯科外来を設けることを求めました。これに対し理事者は、「市域では充足している」と拒否の答弁をおこないました。
 石川議員は、都島区の市立総合医療センターには口腔外科があるものの、他の市民病院(十三、住吉、北)には歯科外来がないことを指摘。病院経営が黒字になることばかりに目を奪われず、公的医療機関にふさわしく、市民の期待にこたえる医療行政を充実させるべきだと主張しました。