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公園まで予算カット

建設消防委 こはら議員が追及

こはら孝志市会議員

2015年3月6日

写真 市民の憩いの場である公園にまでしわ寄せする大阪市政でいいのか―。日本共産党の、こはら孝志大阪市議は6日の市議会建設消防委員会で、公園の現状についてただし、適切な管理と充実を求めました。

 市建設局の答弁によると、公園や街路樹を管理するための事業費は2005年度の約79億円から14年度の約47億円へと減少しています。

 こはら氏は、雑草が生い茂ったある公園の昨年8月の状況を写真で示し、適切な管理ができているとはいえないと指摘。多くの公園で噴水やせせらぎなどの水景施設も休止しているのではないかとた

だしました。

 建設局の担当課長は、市が管理している都市公園の水景施設数52公園133施設のうち現在、稼働しているのは37施設にすぎず、約7割の社施設が休止していることを明らかにしました。

 11年の東日本大震災後の自粛などを理由に挙げる局側に、こはら氏は、今や予算削減の狙いと思わざるを得ないと指摘。水景施設の存廃も含め検討したいと答弁した局側に対して、都市生活へのうるおい提供、ヒートアイランド現象の緩和など水景施設の本来の目的を考えるべきだと主張しました。

(2015年3月13日付しんぶん赤旗)