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住まい情報センター条例の一部を改正する条例案で質疑

尾上康雄市会議員

2011年5月23日

23日大阪市会計画消防委員会が開かれ、日本共産党の尾上やすお議員が、大阪市立住まい情報センター条例の一部を改正する条例案について質問しました。

大阪住まい情報センター尾上議員提出資料は、2007年に指定管理者制度が導入され、すまい公社が指定管理しています。現在の使用料金制から使用料等を指定管理者の歳入とする利用料金制度に変更し、指定管理者の経営意欲やノウハウを積極的に引き出すことで、広く応募されるようにすることで、市民サービスを更に向上しようという提案です。

尾上議員は、住まい情報センターの重要な役割を担う様々な相談活動を支えている経験豊かな相談員は、市民の財産であると指摘し、安心して相談でき市民のプライバシーや公平性、公正性、信頼性は、どのように守られるのか質しました。

担当課長は「新たな指定管理者を選定時に、募集要項に検討していきたい」と答弁。

尾上議員は住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」入館料について、市内在住の65歳以上の方や小中学校生などの入場料、観覧料が、現在、無料となっているが、利用料金制を導入した場合、どうなるのか質問しました。

担当課長は「免除することを条件として、指定管理者の公募をおこないたい」と答えました。

尾上議員は、利用料金制の導入にともなって、施設運営の効率化や利益の追求に重点を置くあまり、現在、住まい情報センターが果たしている機能や市民サービスの公平性などが低下することがないように要望しました。