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いなもり豊議員、計画消防委員会で

阿倍野歩道橋の付け替え工事入札について要望

稲森豊市会議員

2009年10月8日

10月8日、大阪市会計画消防委員会が開かれました。日本共産党のいなもり豊議員が、過去3回の入札は応募者がなく不調に終わっていた阿倍野歩道橋の落札について質問を行いました。

稲森議員は、今回どのような事項に配慮した結果、落札に至ったか、その経過について質問しました。

担当課長は、施工条件の見直し入札予定価格及び入札方式について見直しを行った旨、答弁しました。

具体的には、施工条件の見直しとして近鉄前交差点内の施工時間帯を中間から夜間へ変更し、施工現場の近鉄前交差点や道路下に地下通路があるので厳しい現場の条件にあった工事内容で経費も計上し、また主要材料である厚板鋼板の値上がりなどを見直した結果、13億8,000万円の予定価格が、約17億4,000万円、3億6,000万円(施工状況の変更に伴い約2億5,000万円、各種主要資材の変動に伴い約1億1,000万円)もの大幅な増額となったこと、さらに建設方式は、入札参加業者を橋梁業者に限定していたものを橋梁業者に加えて、鋼桁架設の実績を持つ土木工事業者の入札に参加なども追加されたと説明を行いました。

いなもり議員は、工事材料を配慮し予定価格を上げ、入札資格を緩和することによって、多くの施工事業者が参加できるようになったが、入札予定価格を上げることは、まれなことである。今後の先例となるので、コンプライアンスについて充分配慮し、公的な場で透明性を発揮して進めるよう要望しました。