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計画消防委員会で稲森議員が

大正地区文化交流プラザについて要望

稲森豊市会議員

2009年9月11日

9月11日、大阪市会計画消防委員会が開かれました。日本共産党のいなもり豊議員が、大正地区文化交流プラザについて質問しました。

いなもり議員は、地域の協力によって造られた会館を大阪市が突然、区民への周知や合意もなく勝手に賃貸していいのかと計画の見直しを求めました。

大正地区文化交流プラザは、1999年に戦災復興土地区画整理事業の換地処分に伴い生み出された用地を売却した資金で、子供から高齢者まで広く利用できる文化交流の拠点にと建設されました。

今回の計画は、大阪市都市建設技術協会がマリンテニスパークキタムラと大正地区文化交流プラザの管理を分離し、湊町リバープレイスの事業と一緒に民間賃貸をするというものです。

稲森議員は、「民間に賃貸し効率性を追及するあまり、文化交流プラザ建設当初の『将来を通じて学習できる、気軽に使用できる地域に密着した文化施設』という趣旨が今後も保障されるのか」「サービスや機能が低下しないか」など区民の心配を質しました。

安藤課長は「施設管理運営者を広く公募し、利用者へのサービスの低下を招かないよう、適切な管理運営を行う」と答えました。

稲森議員は、サービス低下を招かないというが、貸付条件の確認書一つ見ても、賃借人がその責任において利用料金の変更が可能となっていることを指摘し、無責任だと厳しく批判し、この施設が造られた経過や住民の声にきっちり対応するよう要望しました。

その後、文化交流プラザは、従来どおり大阪市都市建設技術協会が管理運営を行っていくことになりました。