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正蓮寺川「花と緑と水の公園」の建設を

千鳥橋など4つの橋のかけ替えは土盛構造に

瀬戸議員が要望

瀬戸一正市会議員

2008年3月14日

14日、大阪市会計画消防委員会が開かれ、日本共産党の瀬戸一正議員が、正蓮寺川高速道路と街づくり問題について質疑しました。

淀川左岸線1期工事は、今から32年前の1986年に正蓮寺川区間を堀割構造で都市計画決定されました。しかし此花区民あげて、公害持ち込み反対の世論と運動が起こり、2002年にトンネル構造に変更されました。

淀川左岸線1期工事のトンネルが橋脚にぶつかるために、北港新橋や恩貴島橋、森巣橋、千鳥橋など4つの橋は架け替えなければなりません。瀬戸議員はこれまでも委員会質疑で、橋の取付け道路が急勾配で区民が難儀している、架け替えの際に急勾配を解消してほしいと要望してきました。

この架け替えについて、此花区選出の地元府市会議員団は今年月、大阪市建設局や大阪府、阪神高速道路株式会社などに土盛構造(土を盛って川を横断する道路)にするよう要望しました。瀬戸議員は「土盛構造にして、『のり面』もできるだけ緩やかにし、下の公園に降りやすくすべきだ」と主張し、橋を架け替えた場合と土盛構造にした時の費用比較について、大阪市の考え方をただしました。

高橋都市計画担当課長は「正蓮寺川の橋梁については、橋梁復旧案と盛土復旧案の2案が今示されているが、此花区議員団の総意を真摯に受けとめて検討していきたい。阪神高速道路の試算によると、建設費と維持管理費等を合わせると、橋梁復旧案の方が約3倍から6倍高くなる」と答弁しました。