title

場外車券売場設置反対の運動を激励

 全会一致採択

財政総務委員会で瀬戸議員の実効性ある提案

瀬戸一正市会議員  2005年6月22日

 日本共産党の瀬戸一正大阪市議は22日、財政総務委員会で「サテライト梅田(競輪場外車券売り場・福島5丁目立地のゲートタワービル)開設反対を求める陳情書」の採択を求めて質疑にたち、大阪市長や議長も独自に設置反対の要望書を国にたいしておこなうよう提案、全会一致で採択されました。

 これは、福島連合振興町会、上福島連合振興町会、福島五丁目東振興町会の区地域振興会、連合町会、単位町会が「福沢諭吉生誕の地や逆櫓の松の史跡があるなど、古くから歴史と文化の薫り高いまち(陳情書)」の治安悪化・社会環境悪化を招くものと、区民あげての設置反対の運動をすすめていたもの。

 瀬戸市議は、日本共産党が公営ギャンブルには、一貫んして反対してきたことを述べ、「8258名もの署名が寄せられたのは、文字どおり福島区民あげての反対の意思表示。市当局としてこの願いを重く受け止めよ」と強調。

瀬戸議員は、競輪場外車券売り場設置だけが地元の町会や自治体の同意を必要としていないのは、憲法や地方分権の主旨からいってもおかしいと法の不備を指摘。国会で日本共産党が提案した地元同意条項案を自民、公明、民主などが否決したことを批判しました。

瀬戸市議は、区民の切実な願いを実現するために議会や大阪市ができることはあるとのべ、「陳情採択にとどめず、議長、市長が、国や施主に住民の意思を伝えて、設置反対の姿勢を断固として示すことが重要」だと強く訴えました。