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鶴見区今津北3丁目道路に歩道の拡幅・整備を
建設港湾委員会で石川かんじ議員が請願の採択を主張

石川かんじ市会議員

2003年10月15日

 10月15日、大阪市会建設港湾委員会が開催され、日本共産党の石川かんじ議員は「今津橋南側に安全な歩道をつくる会(代表者・多川康子氏)」から提出された、「鶴見区今津北3丁目道路の安全通行のために歩道の拡幅・整備を求める請願書」の採択を求め質疑しました。
 この請願は地域住民の方々が当該道路および今津橋南詰交差点付近を安心して通行できるように、既設歩道の拡幅、道路東側歩道の新設、交差点付近の整備などを求めるもので、
地元住民からもたびたび区長への申し入れがされていた問題です。また日本共産党の鶴見区委員会からも毎年要望をしているものです。市当局は、「この地区の道路はバス路線になっており混雑は承知しているが、この道路は区画整理事業によって地権者から用地提供を受けて8mの道路をつくった経過があり、さらに道路拡幅え用地提供を受けるは困難性がある」と答弁。
石川議員は「この道路は鶴見区役所や警察、保健センターもあり、地下鉄横堤駅もある。さらに諸口横堤地区と今津地区を南北に結ぶ地元の利用が多い生活道路でバスルートにもなっている。今も地元住民が危険ににさらされている中で、区画整理事業の道路だから困難だという理由はなりたたない。この区画整理は戦争をはさむ古い時期の事業であり、人も変れば社会情勢もかわり住民が安心してくらすための新たな法律も整備されている。
例えばバリアフリー法などができ、障害者をふくむ社会参加を保障するという時代となっている。住民の要望に応えていくという立場がなかったらだめだ」として、土木部長に答弁を求めました。部長は「実際に事業化するについては困難が伴う事業であるが、緊急性の高いものについて優先して努力をしたい」と答弁。石川議員は「努力をしてもらいたい」と要望しました。請願は自民・民主・公明のオール与党が「引き続き審査」としました。