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住民の合意を得た市営住宅の建設を
計画消防委員会で長谷正子議員が主張
 

長谷市会議員

2003年9月22日

9月22日、大阪市会計画消防委員会が開かれ、日本共産党の長谷正子議員は、長吉六反第一住宅建設工事請負契約締結について質疑を行いました。 長吉六反第一住宅建設第二期工事は、住民建替え説明会を1996年11月10日に行い、2000年工事着工、2002年完成する予定でした。
大阪市は1996年の建設省通達に書かれている「適切な規模別構成計画することや、小規模世帯向けの型規模供給について事業効果をあげる」という国の悪政を受けて、事業途中の1998年4月に、市営住宅建替事業実施要綱(1994年12月)の方針変更を行いました。
特に一人暮しの市営住宅入居者の場合等は、建替え後入居できる住宅が制限される結果となり、従来より不利なるため、当初は80%もの入居者が反対し、現在もなお4軒が抗争中です。
住宅局建設部花房隆建設課長は「建物配置、工事エリアを決定し、建設工事を進めていくので、特に問題はない」と答弁しました。
長谷議員は、大阪市のこういう無理やり住民の願い、要望に背を向け、押し切ることは、本来、地元の合意を得て事業を進めるのが、最低限の条件なのに建替事業目的から逸脱していると厳しく指摘しました。さらに現在、係争中であり、裁判の結果も見ないで、見切り発車的に建設工事を進める姿勢は問題で、再度地元と十分協議した上で、提案する事を強く要望しました。