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土地信託事業・損失の責任を問う

大阪市議会でわたし議員

わたし考一市会議員

2009年10月1日

 10月1日公営・準公営決算特別委員会が開かれ、わたし考一議員は大阪市交通局の土地信託事業について質疑をおこないました。

 今年の地下鉄事業の決算には霞町土地信託(フェスティバルゲート)の損失、149億円が計上されています。

 わたし議員は、土地もいれると損失は実質的に300億円近くにのぼり、莫大な損失を与えた当局と、信託事業に賛成した議会と議員の責任は重大だと指摘。平松市長に対し市民に損害を与えた責任をどう問うのかと質問。

 市長は「公共団体の在り方として地域の振興、発展に寄与することこそが最大の責任である痛感している」と答弁しました。

 また、わたし議員は交通局が抱えている住之江土地信託事業(オスカードリーム)についても質疑しました。同議員は兵庫県の土地信託事業が裁判で争われ、銀行側が兵庫県に支払いを求めた損失を退けた判決に学び、銀行側の責任裁判を求めるよう主張しました。

 交通局長は「全力をあげて受託銀行の責任を追及に取り組み、最善を尽くします」と答弁しました。

(2009年10月3日付しんぶん赤旗)