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 矢達幸議員が、南港咲洲地区の管理問題で追及

矢達幸市会議員

2006年10月2日

大阪市議会の公営・準公営決算特別委員会が、10月2日に開かれ、日本共産党の矢達幸議員が、南港咲洲地区の管理問題で港湾局の責任をただしました。

矢達議員は、咲洲地区の管理事務所職員によって「自主研」という組織がつくられ、その職員が、ニュートラムの各駅に展示物を作成して設置したり、水田を作ったりしており、その一方で、事務所本来の業務をおろそかにしているのではないかと指摘。公園や池が雑草でおおわれて、見苦しいばかりとか、毛虫が大量発生して住民が刺されるなどの事態がおこり、ポートタウン住民から管理事務所の対応に苦情が寄せられている。舞洲では緑地や歩道がきちんと整備されている、なぜこういう違いがおきるのかと追及。本来の業務をきちっと果たすべきだと強調しました。

矢達議員は、この問題に関連し、最近の京都市職員の犯罪多発の背景に、永年にわたる職員の「同和採用」があったことが大問題になっており、港湾局でも技術職員の採用にあたり、「同和枠」のあることが、職員間で公然の秘密になっていると指摘しました。理事者は、「職員の採用についての疑念があることは承知している」とのべるにとどまりました。

矢達議員は、公正な職員採用は、公平・公正で市民に開かれた市政を実現するうえで不可欠の問題だと強調。局の本来業務が放棄されている異常な事態をすぐに改めるよう求めました。