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 同和向け工場アパート、一般公募で活用図れ

矢達幸市会議員

2006年9月14日


 9月14日の文教経済委員会で矢達幸議員は、同和対策事業で始められた「工場アパート」の現状について質疑し、空き室について、まだ一部でしか行っていない一般公募を全体的にすすめ、中小業者の発展に活用できるように求めました。

 矢達議員は、シャッターが軒並み閉まっている浪速区の工場アパートの写真を示し、現在の利用実態がどうなっているのかを質しました。経済局は「賃料改定作業を個別に行っているところで、利用状況も調査している」と答弁しました。矢達議員は「工場として使用されるべきものが、倉庫や住居に使われているようなものが見受けられる。目的外の使用に対しては撤去させるべきで、基準をもってきちんと対処することが大事」と指摘し、空き室については公募を速やかに行い、全市民を対象に中小業者が利用できるように公募することを求めました。経済局は「公募は必要、西成区では一部公募はじめている。浪速区も整い次第すすめる」と答弁しました。