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認可外保育施設で起きた乳児の死亡事故について

てらど議員が対策を求める

てらど月美市会議員

2016年5月19日

写真 日本共産党の寺戸月美大阪市議は19日の市議会教育こども委員会で、4月に大阪市淀川区の認可外保育施設で起きた乳児の死亡事故についてただし、二度と死亡事故を起こさないための対策を求めました。

 寺戸市議は、再発防止には第三者委員会による検証が欠かせないと指摘。「行政による検証は、原因を究明し、事故の再発防止、保育施策に役立てることにあると同時に、事故を知りたいという保護者・家族の思いにも応えるものでもある」と強調し、第三者委員会の保護者傍聴と会議内容の開示を求めました。

 寺戸市議は、指導監督の権限を持つ大阪市の今回の死亡事故についての責任と、今後どのような対策を考え、取り組んでいくのかをただしたのに、大阪市は「早急に第三者委員会を設置し、重大事故の発生原因の分析等を行うとともに、必要な再発防止策を検討することになっている。その内容を参考に再発防止策に取り組む」とのべました。

 寺戸市議は、今回の死亡事故は国の待機児童緊急対策・「基準緩和」による子どもの詰め込みでは、子どもたちの安全や命が守られないことを改めて浮き彫りにしたと指摘。「公立保育所の廃止・民営化はきっぱり見直し、保育の公的責任をしっかり果たすべきだ」と強く求めました。