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学校での環境教育充実を

民生保健委員会で清水議員が質疑

清水ただし市会議員

2009年5月29日

 5月29日、大阪市会民生保健委員会が開かれ、日本共産党の清水忠史議員は、事業系ごみの適正化処理・適正区分について環境局に質問しました。

 清水議員は、地球温暖化問題の深刻化等、地球環境問題への関心が高まっており、資源の消費抑制や環境負荷の低減などをキーワードとして、「持続可能な循環型社会」形成にむけた取り組みである、「ごみの減量」について指摘しました。

 清水議員は、学校での環境教育が重要であると指摘したうえで、「新学期から市立高校の教室からごみ箱がなくなった。ごみを発生させないために、持ち込んだごみは持ち帰ることを生徒に義務付けている。ごみ減量のための一環として必要かもしれないが、『なぜ持ち帰ることが大切なのか』『なぜ産業廃棄物を分別しなくてはならないのか』を理解するための学習教育がなければ、本当の意味でごみ減量に向き合うことにはならないと思う」と述べました。

 他都市の例も紹介した清水議員は、学校まかせだけにせず、現場の状況についてしっかり把握もし、環境教育拡充のために主管局としてイニシアチブを発揮するよう環境局に求めました。

 事業系ごみ減量担当課長は、「教育委員会とも連携しながら、ごみの適正処理・適正区分の啓発に取り組んでまいりたい」と答弁しました。