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梅田北ヤード開発の中止を、地下鉄8号線の延伸を

建設港湾委員会で下田敏人議員が質疑

下田敏人市会議員

2006年3月16日

 建設港湾委員会で日本共産党下田敏人市会議員は梅田北ヤードの大型開発で生野区等の今里筋がトラック増加により大気・騒音の悪影響が広がる計画の見直しを求め質疑。

 下田議員は市内の自動車排出ガス測定局の二酸化窒素環境基準が11局中5局で未達成である。1978年に環境基準の日平均0.02PPM が0.06PPMへと3倍に改悪され基準達成は昭和60年だとされたが達成できていない。具体の対策を求めると市は今後、新車種が増え自然に環境は良くなると答弁を重ねてきた。しかし未解決だ。いま達成目標はいつと考えているのかと質問。市は2010年迄に測定局全てで達成したいと答弁。下田議員は騒音問題でも深刻だ。道路に面する地域の騒音環境基準は昼間70デシベル以下、夜65デシベル以下とされているが、緩和され問題のあるこの基準すら未達成で約3割が環境基準を超えている。騒音の達成目標はと重ねて質問。市は2010年迄に要請限度を下回りたいと答弁。

 下田議員は要請限度とは昼夜騒音基準より5デシベル高いものだ。即ち環境基準達成の日程すら出てこないという状況だ。こういう中で百済貨物駅移転強行は許されない。計画では今里、大池橋、杭全等の今里筋に一日当り1200台ものトラックが増加する。近々の走行量調査では今里交差点1日当り16万2900台、大池橋交差点17万1700台で。14年度に比べ今里、大池橋交差点は3万近く増加。もちろん今里交差点の二酸化窒素は環境基準は未達成だと指摘。市は生野区周辺で騒音の環境基準を超えている地域もある。国や警察等の関係行政機関と一体となって道路構造対策、交通流対策を推進すると答弁。

 下田議員は道路を良くしても量を増やせば改善しない。低公害車だけを通行させる事も出来ないと批判。市長は北ヤード開発の代表となって旗振り役を演じている。以前、トラック増加と環境基準の両立をクリアーすると言ったが具体策はなにかと質問。市長は都市環境を良くするのは我々の責務。一方で経済、社会状況が非常に早い変化で進み、これに対応する事も大事。北ヤード開発はその意味で極めて重要な事業で両方が大事だと答弁。

 下田議員は口だけで具体性が無い。百済駅周辺に犠牲を押し付けるものだと批判。この問題と合わせ今里筋等の環境基境改善に資し、街の活性化にもつながる地下鉄8号線をなぜ凍結、延伸するのかと質問。市長は人口減少や年齢構成の高齢化で鉄道をひけば街が自然に発展する時代ではない。市税収入も非常に低く財政的に厳しい環境下にある。交通局の試算と市政改革本部の乗降客数試算に乖離があり調査が必要。街づくりのあり方を調査したいと答弁。

 下田議員は足の利便の悪い所が人口減になる。鉄道があれば街は活性化する。財政が厳しいというがムダな開発は中止し、市民にとって大事なインフラは一刻も早く凍結を解除して補助申請すべきだと主張しました。