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 鶴見区に予定のダイヤモンドシティ鶴見ショッピングセンター出店計画で

周辺環境保全、進入道路等の変更を強く求める

環境対策特別委員会で長谷正子市議

長谷正子市会議員

2005年7月6日

 7月6日の環境対策特別委員会で日本共産党の長谷正子市会議員は、大阪生駒線の工場跡地に計画の大店舗のダイヤモンドシティ出店計画に対し、周辺住民から心配されている環境悪化に対し環境保全を強く求め質疑しました。

計画は敷地5万7千u、延床面積14万8千u、地上5階、駐車場2180台。来客及び業務用自動車は平日約2700台、休日は約6200台と見込まれています。長谷議員は周辺住民への聞き取り調査を行い要望をまとめ、委員会で図面を示しながら、まずこの店舗に進入する大阪生駒線はいまでも渋滞がたびたび発生する道路で、ここに大量の自動車が押し寄せると、警備員を配置しても捌ききれない状態になる。またその侵入路等は大阪生駒線側だけでなく周辺住宅内にもできる。特に東側の住宅地内には平日3100台、休日2550台の車が新たに増え、その増加率は40%〜46%にも達すること。その結果、生活道路に車があふれ、また混雑の抜け道として周辺の住宅内道路に車が入り込む事になることを指摘し、商業施設の一部侵入路の変更がどうしても必要だと主張。市長意見に必ず入れるよう求めました。

市側は、5月20日に事業者が準備書案提出、現在は市の環境影響専門委員会で審議中であり、こうしたなかで周辺環境の検討も行なうと答弁。長谷議員は、どんな店舗であっても住民を苦しめたり弱者を泣かしたりする行為は許されない、大阪市も地元住民説明会等で出された意見は承知のはず。自動車増加による排ガス問題も深刻であり、住民の健康を守ることに全力を上げる。住民の声を反映させ周辺環境保全と共栄共存の立場を事業者に強く求めよと迫りました。