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東淀ごみ焼却工場建替えは住民意見の尊重を

第3回大阪都市計画審議会で長谷正子議員

長谷正子市会議員 2004年2月20日

2月20日、大阪市都市計画審議会が開かれ、日本共産党の長谷正子議員は、東淀ごみ焼却場の区域変更について質疑しました。

  東淀ごみ焼却場は平成13年1月に休止し、現在は西淀、鶴見、森之宮ごみ焼却場に分散して処理を行っています。工場の西側に隣接していた宿舎など千七百uを削除し、南側に隣接する約6200uを追加するというものです。

 拡張用地として、南側の@国所管の水路じき300uを無償で払い下げを受け、A平成2年12月に西側に約3300uの土地を19億3千万円で先行取得B東側の2600uは借地契約で年間2300万円払います。

土壌汚染対策は、地盤が低いため盛り土など整地し、用地の一部で判明した土壌汚染区域の周辺に止水矢板を設け、汚染の拡散を防止し、粉塵や揮発した汚染物質が周辺環境へ影響を及ぼさないように汚染区域全体を覆う防塵建屋を設け、汚染された土壌を掘削・除去し、溶融など無害化処理を行い、くみ上げた地下水も適正処理するのに、12億円かかります。

長谷議員は土壌汚染区域対策に東淀工場建替用地整備工事費約14億円の約9割、約12億円がかかること、東淀ごみ焼却工場建替は説明会の中でも土壌汚染やダイオキシンなどの住民の心配もあり、ごみ減量の予測の中で容量は減少するというものの、住民の意見を尊重しながら住民合意の元、住民が快適に暮らせるよう要望し、議案に賛成しました。