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こどもたちみんなに目の行き届く

少人数学級の実施を.山中議員が強く要望

山中智子市会議員

2008年3月13日

 3月13日の文教経済委員会で山中智子議員は、教育問題に関し質疑しました。

 山中議員は、「学力向上」の名の下に学習指導要領が改訂され、大人の都合で振り回されている子どもが一番の被害者となっている事を指摘。今のままでは子どもたちが本当の学力を身につけるための方向性が無く、まず大阪市が子どものことを一番に考えるよう文科省に意見をあげるべきと要望しました。また府の施策で行われている小学校1、2年生の35人学級についての各校からの報告書では、ほとんどの学校で少人数学級を評価しており、また保護者からも好意的に受け入れられている事を紹介し、市独自に少人数学級に足を踏み出すよう強く要望しました。また山中議員は、この報告書について市が独自に全く分析もしていないことを厳しく批判しました。教育委員会は「35人学級は低学年では効果がある」と一部分認めましたが、あくまで習熟度別授業に固執しました。

 また山中議員は、今、学校図書館が週に数回しか利用できない学校が少なくない事を紹介し、ボランティアに頼るのではなく、司書をきちんと配置をして子どもたちがいつでも図書館を利用できるようにすることが大切だと強く要望しました。