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小学校目前にラブホテル立てるな

文教経済委員会で清水議員陳情質疑

全会一致で陳情採択

清水ただし市会議員

2007年10月19日

 10月19日に開かれた大阪市会文教経済委員会で、日本共産党の清水ただし市議は、西区本田小学校の周辺環境を守るための陳情の採択を求めて質疑しました。

 すでに本田小学校からわずか6メートルの場所にラブホテルが存在していますが、このほどその駐車場跡地系列会社のホテルが建設されることになり、保護者や近隣住民からは、「偽装ラブホテルではないのか」「このままでは学校周辺がホテル街になってしまう」と大きな不安が広がっています。

 当該ホテルはビジネスホテルとして大阪市の建設許可を得ていますが、同名で北新地のホテルはラブホテルとして営業しています。

 清水市議は豊富な資料とパネルを議場で示し、「ビジネスホテルであるにもかかわらず、計画にはシングルルームが一つもない。最初からラブホテルとして経営することを予定しているのではないか。客室以上の駐車場計画についても、隣接するラブホテルの利用客のために準備しているのではないのか」と、指摘しました。

 旅館業法においては、学校の周囲約100メートルの区域に清純な教育環境を害する恐れがある場合は許可を与えないとされていますが、健康福祉局は、「旅館業法にもとづく構造設計基準に照らせば許可をしないわけにはいかない」とした上で、「許可条件を付けて、違反があれば厳正に対処したい」と答弁しました。

 清水市議は、隣接しているラブホテルが、ビジネスホテルとして建築申請をしながらその後転売を繰り返し、現在のようなけばけばしい外観になってしまったこと、そのことに対して、大阪市が何ら有効な手立てを取ることができなかったことをきびしく指摘し、「当該ホテルが同じようにラブホテル化するのを食い止める保障はどこにもない。これでは保護者や住民は安心できない」と、迫りました。

 さらに、こどもの教育環境保全条例の制定や、川口・江之子島旧居留地の文化施設の保護などをもとめ、最後に関市長の見解を求めました。

 関市長は清水議員の示したパネルを見つめながら、「教育環境とはなじまない風景である」ことを認め、「子どもたちの健全育成のために大阪市として努力しなくてはならない」とこたえました。

 清水市議は、「大阪市独自にラブホテルを規制する条例がないことに問題がある。東大阪市や豊中市では独自の条例でラブホテルの建設を規制し、教育環境を守るために努力している」と、他都市の制度を紹介し、オール大阪で条例制定にむけて踏み出すことを求めました。

 陳情は全会一致で採択され、関係部局にまわされ善処される運びとなりました。