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市大ロースクール問題と陳情について

文教経済委員会で江川繁議員が質疑

江川繁市会議員  2003年 12月24日

24日ひらかれた大阪市議会文教経済委員会で、日本共産党の江川繁議員は、大阪市立大学に来年度からロースクール(法科大学院)を設置する条例案について質疑しました。  江川議員が、ロースクールの規模や予算などについてただしたのに対し、理事者は、一学年の定員が75名であること、必要な施設整備のための今年度予算は1000万円であったこと、学費は78万円の予定であり、入学金とあわせると、大阪市内の人は100万2000円、市外の人は112万2000円になることなどを明らかにしました。

江川議員は、教職員の配置も含め充実した内容となるよう求めました。

また、同委員会では、ダンス愛好の市民から「梅田東学習ルーム及び中之島中央公会堂におけるダンスパーティ開催事情に関する陳情」が提出され、江川議員はこの採択を主張しました。陳情者は、一部の社交ダンス同好会の不正行為によるトラブルで、梅田東学習ルームでは本年9月以降ダンスパーティ全体が中止となっており、この早期開催や抽選のあり方の改善などを求めています。

江川議員は、梅田東学習ルームの所管は市の教育委員会であり、四ヶ月間も全体が中止され、多くのダンス愛好会の市民が利用できなくなっているなどは重大な問題だと指摘。事態をただちに是正すべきだと主張しました。自民、民主、公明の与党は、この陳情を不採択としました。