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教育勅語の朗読は時代錯誤。憲法にもとづく教育を

文教経済委員会で姫野議員が追及

姫野浄市会議員

2003年12月10日

 12月10日ひらかれた大阪市議会文教経済委員会で、日本共産党の姫野浄議員は、憲法と教育基本法にもとづく教育の重要性について質疑しました。

 姫野議員は、11月におこなわれた東淀川区の市立柴島中学校の新校舎竣工式で、来賓として参加した自民党市議が、生徒や父母の前で「教育勅語」全文を朗読するという事件がおこり、関係者の強い批判がおこっている問題について、教育勅語は皇国史観そのものであり、天皇への絶対忠誠を求めるもので、憲法と教育基本法にまっこうから対立すると指摘。1948年の国会で失効を決議されており時代錯誤もはなはだしい、教育委員会は校長まかせにせず、二度とこうしたことがおこらないよう対処すべきだと強調しました。

 大西史朗教育長は、憲法と教育基本法にのっとり正しい教育を推進していくと答弁しました。