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党市議団と市民要求の実現へ 

市教委も「週三回米飯給食四月実施をめざしたい」とあいさつ

2002年12月20日

12月20日、第11回大阪市学校給食標準献立委員会が大阪市役所内で開かれました。

日本共産党大阪市会議員団は市民の皆さんといっしょに、一貫して米飯給食の週3回実施を要求してきました。いよいよ、2003年4月実施にむけてすすんでいることが明らかになりました。

市教委教務部林田学校保健課長は「大阪市では米飯給食が1981年に月1回で導入されて以来、回数増をはかってきた。昨年9月に米飯給食週2回実施、子供や保護者から好評で、来年4月、週3回米飯給食の実施をめざして、現在、米飯業者はじめ関係機関と調整中である」とあいさつしました。

今委員会は、2003年4月分標準献立22種が決定されました。今後、学校給食連絡会、区献立選定委員会でさらに22種類から各区で実施する献立17種類が選定されます。

栄養士から「4月は使える野菜が少なく、ほとんど出来上がっていた週2回献立を、短時間で週3回献立にする苦労があった」など説明がありました。

標準献立委員からは「海老カレーやチキンカレーなどいろいろなパターンのカレーを考えていただきたい。必ず月に1回入れてほしい」「レタスのオイスターソース和えは、焼物機で蒸して、オイスターソースであえているが、べちゃべちゃして子供たちには人気がない。レタスはゆでる、蒸すより、シャキシャキ感が残るほうがいいのではないか。素材がレタスでないとだめなのか」「米飯給食が増え、選定方法が変わっても、くだものは6回しかない」「米飯給食が週3回となると、給食費は4月よりアップされるのではないか」などの意見が出されました。

林田課長は「給食費が決定されるのは2月の運営協議会。現時点では確定されていないが、できるだけ給食費アップがないようにしたい」と応えました。

党市議団は長引く不況で就学援助も30%を超え、これ以上の保護者負担を増やす給食費値上げは反対です。また、遺伝子組み替え食品や食品添加物など食品の安全性についての抜本的な見直しと同時に、ドライシステム化や自校炊飯校、ランチルームの推進、食器など施設設備の改善、給食調理員の増員、栄養士の全校配置し、市職員雇用を拡充することこそが、二十一世紀を担う子どもたちにとって本当に安全で安心して栄養豊なおいしい学校給食、食教育が保障されるのではないでしょうか。

大阪市小学校標準献立(二〇〇三年四月分)

結果

パン献立

結果

米飯献立

カレーうどん、キャベツの甘酢あえ、うずら豆の煮物

マーボー丼、茎かめの中華あえ、にぼしのからあげ

じゃがいものミートグラタン、スープ煮、(果物等)

×

青椒牛肉絲、中華スープ、レタスのオイスターソースあえ

ビーフシチュー、キャベツとグリーンアスパラガスのサラダ、(果物等)

牛丼、キャベツのいそべあげ、(果物等)

焼きそば、きゅうりの中華あえ

豚肉とあつあげのみそ煮、切り干しだいこんのいため煮、きゅうりの酢のもの

鶏肉のからあげ、いかと野菜の甘酢煮、ミニフシュリンプ

豚肉のしょうが焼き、みそ汁、さくらだいこん

チキンフライ、カレースープ煮、アーモンドフィッシュ

関東煮、もやしのごまあえ、ちりめんじゃこのつくだ煮

イタリアンスパゲッティ、三度豆のマヨネーズ焼き

千草焼き、牛肉と三色あげ天の煮もの、(果物等)

あげギョーザ、えびと野菜のうま煮、(果物等)

赤魚の煮もの、みそ汁、(果物等)

×

ウィンナーとマカロニのケチャップ煮、きゅうりのサラダ、スイートパンプキン

さけのつけ焼き、あつあげと豚肉のいため煮、もやしのナムル

えびのチリソースいため、中華がゆ、(果物等)

×

まぐろのてり焼き、一口がんもと野菜の煮もの、豚肉とごぼうのいためもの

 

 

きびなごてんぷら、豚肉とじゃがいもの煮もの、(果物等)

 

 

たこご飯、とうふのみそ汁、じゃがいものしょうゆマヨネーズ焼き

特別献立

えびフライカレーライス、そえキャベツ、フルーツポンチ

豚肉のごまいため、かきたま汁、ちまき