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山中智子市会議員

2020年9月17日


質問する山中市議=17日、大阪市議会

 大阪市議会都市経済委員会が17日開かれ、日本共産党の山中智子議員が、コロナ関連補正予算で大阪府内の観光関連事業者への支援として実施している、府市で費用を折半する府内宿泊者へのキャッシュレスポイント関連事業・「大阪の人・関西の人いらっしゃい!」キャンペーン事業について質疑しました。

 市は、多くのレジャー施設が市内に集中していることから市外に宿泊しても、市内でポイントを利用する副次的効果が期待できるとしています。

 これに対して山中議員は質問で、「市外で宿泊した人が市内でポイントを使うのかどうか、ばくっとした話だ」と指摘。「市外の温泉施設もキャンペーンで集客に成功しているようだが、そういうところの分の半分を大阪市が持つというのは、市税の使い方として市民に説明がつかない。このことは政令市・大阪市だからできることではあるが、これからも頻繁に府域のことを負担することがあるようでは困る」と述べました。

 また「宿泊業など限定的な業種をコロナ感染リスクを冒してまで対象にするのではなく、休業要請支援金のように補償とセットで自粛をお願いするなり、幅広い支援を継続的に行うことが大道だ」と、幅広い事業者への支援を求めました。

(2020918日付しんぶん赤旗)