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介護サービス堅持を

大阪市議会 尾上議員が要求

尾上康雄市会議員

2016年3月22日

写真 日本共産党の尾上康雄大阪市議は3月22日、市議会民生保健委員会で、要支援者の訪問介護と通所介護を介護保険から追い出し、安上がりのサービスを行う大阪市の「介護保険新総合事業」について質疑しました。

 尾上議員は、市民サービスを低下させてはならないとのべ、基準緩和型サービス導入で、訪問介護にヘルパー資格がなくてもよく、報酬も25%カットとなれば、サービス低下につながるおそれがあるなどと指摘。現行どおりのサービスを提供するよう求めました。

 尾上議員は「訪問介護員から無資格者によるサービスに移行することで介護基盤が弱体化する」と指摘。「独り暮らしの高齢者の割合が非常に高い大阪市において、高齢者の命と暮らしを守るためには、基準緩和型サービスを導入せず、現行の介護保険事業所の有資格者によるサービスと現行の介護報酬を堅持することが必要だ」と強く求めました。

(2016年4月2日付しんぶん赤旗)