title

わたし議員が交通水道委員会で

「市民の移動の権利」確保を求めて質疑

わたし考一市会議員

2010年2月24日

 2月24日大阪市会交通水道委員会がおこなわれ、日本共産党の、わたし考一議員は大阪市交通局が発表した、市営バス事業「アクションプラン」(案)【改訂版】について質疑をおこないました。

 わたし議員は、当初案で赤バス2011年3月廃止となっていたが、【改訂版】ではこれを一年延長し地域住民、利用者と協議・検討としている点について、市民の世論と運動を反映したものであり、一歩前進としながら、しかし両手をあげて歓迎というわけにはいかない、と評価。引き続き、将来へむけての「市民の移動の権利」をどう確保していくのか議論が必要と強調しました。

  また、昨年12月に発表された「市営バスあり方に関する提言」についても発言し同提言が「市営バスのネットワークや地域のモビリティを持続していくために、一般会計からの十分な財政措置が講じられるべきである」としている点や「公共交通を社会的なインフラとして位置づけ,市の枠組みを超えた部分は国の施策を動かしていく必要がある」などと強調している点については同意できるとのべ、こうしたことへの交通局の今後の取り組みについて質しました。

 交通局長はバス事業維持のため「必要な所要額を財政当局に要求していきたい。また国に対し必要な措置を取るよう要望活動に努めてまいりたい」と答弁しました。