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公営企業として、可動式ホーム柵を早急に設置せよ

公営・準公営決算委員会で江川しげる議員が市長に要求

江川繁市会議員

2006年10月2日

大阪市議会決算特別委員会が2日開かれ、日本共産党の江川しげる議員が、視覚障害者をはじめ転落事故を防ぐのに大きな役割を果たす大阪市営地下鉄の既設路線への可動式ホーム柵設置促進について質疑しました。

江川議員は、現在建設中の地下鉄8号線への可動式ホーム柵設置について、日本共産党議員団はこの間議会で24回も実現を迫っており、「長年にわたる市民と党議員団の運動が実ったものだ」と強調。しかし、ホームから地上までエレベーターまたはエスカレーターで移動できるワンルート確保の整備(全122駅中105駅で整備ずみ、未整備駅の内13駅は工事中で未着手は4駅)に比べても、可動式ホーム柵の設置は遅れているとのべ、「可動式ホーム柵の設置にただちに着手すべきだ」と主張しました。

関市長は、「有効な手段ではあるが、御堂筋線など混雑度の多いところで別の問題が発生する可能性があるので、しっかり分析し、今後の計画をしっかり立ててすすめるよう指示をしている」と答えました。

江川議員は、人命にはかえられない問題であり、公営企業として早急に実施するよう強調しました。