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安全軽視のマニフェストは撤回せよ

 交通水道委員会で矢達幸市議が追求

矢達幸市会議員

2006年3月17日

 3月17日、大阪市会交通水道委員会が開かれ日本共産党の矢達幸市議は、「交通局長マニフェスト」は公共交通の最大の使命である安全を犠牲にするものと批判し、その撤回を求めました。

 公共交通の使命は、安全、便利、快適性の確保で市民の付託に答えることですが、「マニフェスト」では採算性が強調され、その中心に職員の大幅削減をおいており、五年間は新規採用を凍結して退職者の不補充などで六六五名の職員を削減するとしています。

 その方策として、地下鉄車両の定期点検期間の延長と保守業務の見直しや、電気設備の点検周期の見直しなどで職員削減を図ろうとしています。

 矢達議員は、整備の人員削減など乗客の安全を支える部門を減らして、どうして安全運行が保障できるのかと厳しく批判し、国の規制緩和に便乗して、安全を軽視するものと指摘し、撤回するよう求めました。