マンション問題交流会  160人が活発に

“使い捨て”に怒り/相談の窓口ほしい

(しんぶん赤旗 2001年5月21日)

 19日に約160人が参加して開かれたマンション問題交流・懇談会(大阪市議団主催)では、活発に意見がだされました。その意見を紹介します。
 港区内のマンシ∋ン管理組合理事長の永砂義明さん 30年たったら、マンションを建て替えるのがあたり前のように言われているが、使い捨ての論理に怒りを感じる。ゼネコンに利用されているのではないでしょうか。
 西区内のマンション管理組合理事長の和田豊さん 大阪市には、マンション建設にともなう近隣住民への被害にたいする条例がありません。日本共産党大阪市議団のいっそうの奮闘に期待している。管理組合が長期修繕計画を立てるときなど、市は親身になってほしい。
 平野区内のマンション管理組合理事の堀裕さん 水道の配管を取り換えることになりました。その工事について入居者に賛否がある。トラブルが生じたときにどこに相談したらいいのか、具体的に相談に乗ってくれる窓□がほしい。
 淀川区内のマンション管理組會理事長 管理会社のいうままに、施設などの工事がされている感もあります。マンションを建設する段階で、行政が指導するような効果的な方法があるのではないでしょうか。プレイロットや集会場は、小規模マンションにも助成がほしい。