ミラノ派遣で党市議団が談話

不況のなか最小限に

(しんぶん赤旗 2001年3月10日)

 日本共産党大阪市議団の関根信次幹事長は9日、4月15日から21日にかけて、大阪市が磯村市長、玉木市議会議長ら10数名をイタリア・ミラノ市に派遣しようとしている問題で、次の談話を発表しました。
 

ミラノ市への大阪市代表団派遣について

     記者クラブ 各社御中 

           日本共産党大阪市会議員団
                幹事長 関根 信次


 先日の各派幹事長会議で市長から議長にたいして、「大阪・ミラノ姉妹都市提携20周年記念事業」への出席要請があり、これを受けて議長から「議会から議長、運営理事、各派幹事長と事務局を参加するようにしたい」との提案がありました。わが党は持ち帰り検討した結果、代表としては市長夫妻と議長および若干名の事務局に限定すべきであるとの結論に達し、わが党は代表団には加わらないことにしました。
その理由は以下のようなものです。

(1)ミラノ市長からの招請文は文面からも市長に寄せられたものであること。
(2)代表団派遣はその限りにおいて対応すべきものであること。
(3)議長提案で行けば参加者は市長・議会関係で9名、事務局随行は6名の総勢15名となり費用総額は1500万円と予想されること。
(4)今日の不況、生活困難な市民生活の実態からすれば参加計画は必要最小限にすべきこと。

以上、文書でわが党議員団の見解をお示ししました。