いきいき活動の総括指導員へのアンケートより

(大阪学童保育連絡協議会が「いきいき」現場の実態掌握のため出したアンケートへの回答)

1,総括指導員を依頼されたとき、生き生き活動の業務内容は示されましたか。あれば、その内容を教えてください。

・留守家庭であることはあまり意識せずに希望する児童をうけとめ、宿題も特に指導せず(たずねられたら答える程度)、遊びの指導と集団でのしつけなどに留意してきた。
・いきいき活動中のけが、事故は、学校保健室に迷惑をかけないようにした。

2,総括指導員の仕事内容を具体的にお書き下さい。

地域指導員を含めて勤務予定表の作成、活動日誌の記入、参加児童の出席しらべ、いきいきだよりの発行、いきいき連絡カードの作成などが中心で、遊びの指導にも入る。

《例えば》
@まず、生き生き活動の教室に入ると何から始められますか。

   暖房をつけてあたたかい部屋でむかえるようにする。

A子どもが生き生き活動に参加する場合、子どもへの指導や働きかけが必要な場合はあるとすればどんな場合ですか。

けんかの場面など双方の言い分をよく聞いてやる。
部屋の中で走りまわると注意してやる。そとであぶない遊びをすると注意する。

B留守家庭児童に対して特別の援助をしているか。している場合、その内容を具体的にお書き下さい。

冬期では日没が早いので、おむかえがない子は5時前に帰宅させている。おむかえの子どもの場合6時まではあずかっているが、みんなが帰ったあと2〜3人の子どもたちでビデオを見たり「ドン」をしたりして遊んでおむかえをまちます。時には6時近くなると、指導員さんのまとめの会のお茶やおやつをよばれることもあります。

3,「教育振興公社」から留守家庭児童への配慮について、連絡がありましたか。あれば、その内容をお書き下さい。

今までと同じように遊びの指導を中心にやってくれたらよいということでした。留守家庭指導への配慮はどうなっているのか、いきいき本部に問い合わせたことがあるが、今運営の手引を改訂中なので、それができた時にということでした。

4,現行の生き生き活動事業のなかで、学童保育の活動の中心である「生活の場」(例えばおやつ、土曜日及び長期休暇での昼食、保護者との連携など)を保障することが可能ですか。

生きいき活動では、おやつの保障はできません。土曜日や長期業日の昼食はおべんとうをもってこさせるか、食べに帰らせています。いきいき活動はあそびの保障だけです。

5,生き生き活動に関してのご意見があればお書き下さい。

市退教のいきいき部会で話し合ったときは、この仕事は退職した元気な者にとっては有意義な仕事だということ。以前はもっともっとのびのびと子どもたちに接することができたが、文書をだす仕事がふえ、休みをへらして6時まで子どもをあずかれと管理的になったという声がでていました。