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「都」構想に終止符を

大阪市 法定協初会合に山中幹事長


 大阪市を廃止・解体して複数の特別区に再編する「大阪都」構想を蒸し返し、2年前の住民投票で否決され廃案になった設計図を再びつくる法定協議会(法定協)の初会合が27日、大阪市役所で開かれました。

 初会合では、会長に大阪維新の会副代表の今井豊府議を選出し、会議の公開や代表者会議設置など法定協の持ち方について決めました。

 松井一郎知事と吉村洋文市長はあいさつで、2018年秋に「都」構想の是非を問う再度の住民投票の実施を目指したいと表明しました。

 日本共産党市議団の山中智子幹事長は「『都』構想が市民にとって、『百害あって一利なし』を明らかにするとともに、市民と力を合わせて制度いじりに終止符をうち、市民のくらし、福祉を向上させるようにしていきたい」と話しました。

(2017年6月28日付しんぶん赤旗)