title


交通局長辞職求め申し入れ

大阪市議会4会派


 橋下徹大阪市長が「改革の先導役」として登用した藤本昌信交通局長が、不適切な契約で6ヵ月の減給処分を受けた問題で、日本共産党、公明、自民、民主系の4会派は18日、藤本局長に対し、辞職を求める申し入れを行いました。

 藤本局長が知人からの提案を受け、正式な手続きを経ないでイベントの開催を決定し、そのイベントが中止した際、イベント会社の損失についてありもしない契約をねつ造し、800万円を支出したものです。

 4会派は、不適正極まる契約事務を局長は主導したと指摘。契約の可能性のある事業者と会食し、部下を監督できず、入札等監視委員会から多くの随意契約の不適切さを指摘されるなど、公営企業の長として不適格だと批判しました。

 減給処分は市民感覚に立てば、市長の身内に甘い処分というほかなく、「一連の不祥事の責任の重大さを自覚し、交通局長の職を自ら辞すべきだ」と強く申し入れました。

(2015年3月25日付しんぶん赤旗)