title


大阪市廃止・分割へ暴走

市民いじめ改めず「都」構想先取り


大阪市予算案

 大阪市(橋下徹市長)は17日、2015年度予算案を発表しました。市民いじめはそのままに、大阪市を廃止し、五つに分割する「大阪都」構想を先取りする内容となっています。

 梅田から関西空港までの時間を5分〜9分程度短縮するだけの「なにわ筋線」事業化に向けた調査に500万円を計上。湾岸部の夢洲(ゆめしま)へ刑法で禁止されているカジノを含む統合型リゾート(IR)を誘致するための調査費等に8000万円、淀川左岸線2期事業に10億9300万円、国際コンテナ戦略港湾建設に67億7800万円と、大型開発事業が目白押しです。

 介護保険料は65歳以上の1人当たりの月額基準額を14.6%引き上げ、6758円にします。

 橋下市長肝煎りのバウチャー方式での塾代助成事業の拡大に25億400万円。橋下市長が「学校現場と少年院の間の部分をしっかりつくっていく」と語って、問題行動を繰り返す児童・生徒を学校から引き離す「個別指導教室」に3300万円を新設するなど市長の教育介入が反映した予算となっています。

 市民の声と運動の成果として、医療費助成の所得制限を小学校卒業までなくします。2年連続値上げしていた国民健康保険料は、1人当たりの平均保険料を据え置きます。

 予算規模は、一般会計約1兆7270億円(5月補正を含む14年度予算比約456億円増)特別会計約2兆2691億円(同1070億円減)になっています。

 

暮らし壊す予算ストップヘ全力

 日本共産党大阪市議団の山中智子幹事長の話

こども医療費助成の対象拡大などはあるものの、この間の市民いじめをいっさい改めず介護保険料も大幅値上げ。一方で巨大開発は目白押しのくらしをこわす予算案です。みなさんといっしょに大阪市廃止・分割ありきの暴走に立ち向かい、市民いじめを食いとめるため全力を尽くします。

(2015年2月19日付しんぶん赤旗)