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"カジノ誘致「都」に権限”

橋下市長表明大阪

「特別区長」が反対しても推進


 大阪市の橋下徹市長は5日、「大阪都」構想実現後、地元の特別区長がカジノ誘致に反対した場合の対応を問われ、「協議はしていきますけれども、基本的には『大阪都』の話だ」と地元の反対があってもカジノ誘致を進める考えを表明しました。市役所での会見で話しました。

 橋下氏は、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)を推進する知事が選挙で当選し、進めていくことになれば「特別区の方が反対を掲げて、区長が湾岸区は反対といっても、周りの市町村や周りの区がそれじゃあ納得しない」と持論を展開。「権限も用途地域のところは『都』が持つことになっている」などと述べました。

(2015年2月8日付しんぶん赤旗)