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「市民が仕組み知る必要ない」

「大阪都」構想で橋下市長


「説明」の街頭演説

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は11日、「大阪都」構想を説明するための街頭演説を行い、住民投票に持ち込む「専決処分」について、「発言は控えさせてもらう」としながらも「是が非でも住民投票にもっていく」「絶対やっていきたい」と述べました。

 橋下氏は、「維新の会」が政治をやった結果、有効求人倍率は1倍を超えたと強弁。非正規社員の求人が増えているのにもかかわらず「『大阪都』構想のすべてがここに集約されている」と誇りました。

 さらに、「都」構想の仕組みを車のエンジンにたとえ、「仕組みなんか市民が知る必要はない」と述べ、ごまかしのパネルを並べて、「効果額を見て『都』構想の是非を決めればいい」と住民不在のまま、住民投票に持ち込むことを示唆しました。

(2014年10月15日付しんぶん赤旗)