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地下鉄民営化は「錬金術」

外資もファンドもOK

橋下・大阪市長が発言

 堺市などを走る泉北高速鉄道を運営する第三セクター「大阪府都市開発」の株式を、大阪府が、米投資ファンド「ローンスター」に売ろうとしている問題で、大阪市の橋下徹市長は28日、「行政資産を持っている自治体が手本にしてもらいたい事例だ」と述べました。会見での発言です。

 橋下氏は、松井一郎知事は「大阪府都市開発」の株式を売却して「なにわ筋線」などの新たな交通網の整備にあてる方針だと述べた上で「大阪市交通局も同じようなことを考えるべきだ」と主張。市バス路線の大幅な切り捨てと一体の市営地下鉄民営化を「錬金術だと合理化しました。

 地下鉄民営化後の株式売却については「なんで日本人は外資やファンドが入ってくることを恐れるのか。外国資本を日本に呼び込むなんて成長戦略の最たるものだ」と語りました。

(2013年11月29日付しんぶん赤旗)