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大阪市が地図から消える!?

「都構想」の問題訴え

淀屋橋で4団体/日本共産党大阪市会議員団も参加

 住民サービス切り捨て、大阪市をつぶす「都構想」を橋下徹市長はやめろ−。来年度予算を審議する市議会開会中の12日、市営地下鉄民営化や住吉市民病院廃止をはじめ住民サービス切り捨ての撤回を求め、大阪市役所に近い淀屋橋で83人が宣伝しました。「よくする会」「明るい会」など4団体が呼びかけたもので、「大阪市が地図から消える」と書いたビラが関心を呼び、1時間余で700枚が受け取られました。

 代表らが「『都』構想推進の橋下市長が憎んでいるのは『住民が主人公』の政治そのもの。人情の街・大阪が死んでしまう」「地下鉄を公営のまま、黒字をもっと市民・利用者に還元してほしい」「高齢者対策を進めるのが市長の務め。市民の足・赤バス廃止ストップ」「計画通り住吉市民病院の現地建て替えを進めてほしい」と訴えました。

 日本共産党市議団も全員が参加し、北山良三団長が「『都』構想で特別区ができたときに市民サービスを低く抑えるための地ならしをしている」と批判しました。

 東京から大阪市に戻ったという60代の男性はビラを見て「東京でも橋下市長のことは聞いていたが、こんなとんでもないことをやっているのか。地下鉄は民営化すべきでない」と語りました。

(2013年3月14日付しんぶん赤旗)