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法善寺横丁復興へ特例

辻ひで子市議も歓迎の声(2002年12月20日)
 

 9月の道頓堀・「中座」の火災で被害をうけた法善寺横丁の再建問題で、大阪市は20日、法善寺横丁復興委員会に対し、横丁全体をひとつの敷地と見なす「連担建築物設計制度」の適用を認め、建築協定を認可しました。被災店舗は、年明けにも再建工事に着工し、来年6月には全店舗の営業が再開される見通しです。
 この特例が適用されると、横丁を東西に走る石畳の路地(幅2.7メートル)は、道路ではなく敷地内とみなされ、道路幅を4メートルと定めた建築基準法の規定がクリアでき、元通りの風情を残しての再建が可能になります。
 何度も被災地で懇談し、議会で復興のため奮闘した日本共産党・辻ひで子市会議員の談話「被災者、近隣商店街、また、文化・芸能関係者のみなさんのほっとした顔が浮かびます。短期間で20数万の署名を集め、大阪市に届けられた、そのエネルギーでこれからもナニワ情緒を守っていただきたい。私も微力ながらお手伝いできればと思っています」