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市議団の実績

大阪市大学生ら、2部存続求め説明会

上野とき子市議も参加

大阪市立大学の夜間課程(二部)廃止問題をめぐり、二十七、二十八の両日夜、大阪市住吉区の同大キャンパス内で、二部の存続を求める学生らが説明会を開きました。学生の再三の求めに、大学側が「在学生に影響は出ない」と拒否したため独自に開催。出席すらしない大学側の姿勢に、「学生の意見も聞くべき」だと批判する声が相次ぎました。

 同大は、二〇一〇年度から二部の学生募集を停止し、在学生の卒業後に廃止する方針。説明会を主催した「市大二部廃止問題を考える会」は、存続を求める約二千人分の署名を提出しています。

 一日目は、二部生や大学院生ら約三十人が参加しました。廃止理由にあがる有職率の減少に対し、同会代表の泉谷亨輔さん(法学部二部生)は、二部生の三割を超したアンケート調査で約八割が働いている実態を紹介。二部が「経済的に苦しい学生の受け皿になっている」と語りました。

 学生らは口々に、「後輩が二部にアクセスする機会を奪うべきでない」「初めて聞くことばかりでショック」などと訴えました。

 日本共産党の上野とき子大阪市議も参加し、二部の重要性を指摘しました。

 (「しんぶん赤旗」2008年11月29日付)