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米艦船の大阪港への入港反対の申し入れ

 11月18日、日本共産党大阪市会議員団は、11月21日に米艦船が大阪港に入港することに対し、入港に反対し、許可をしないように申し入れを行いました。

 申し入れには、下田敏人、安達義孝、尾上康雄、各市議が参加しました。


2008年11月18日

大阪市長 平松邦夫 殿

日本共産党大阪市会議員団

団長 下田 敏人

米国艦船「MCCAMPBELL(マクキャンベル)」の大阪港への

入港に反対し、許可をさせないことを求める申し入れ

 今般、11月21日(金)〜11月24日(月)に米艦船マクキャンベルが「親善・友好」を理由に入港を通知してきたとの連絡があった。

 4月のミサイル駆逐艦チャフィーに続いて、本年2度目の米艦の入港であって、平和の貿易港に対する許しがたい侵犯と言わなくてはならない。

 今、横須賀基地を母港とするアメリカ第七艦隊では所属する空母の護衛艦すべてをミサイル防衛能力の高いイージス艦に置き換えてきており、このマクキャンベルもその目的で配備された最新鋭の艦船であって、核積載能力を有しているものである。核を積んでいないとの何らの保障もない。

 周知のように、大阪港は、先の大戦で壊滅的な打撃をこうむったのである。その痛苦の教訓の上に立って、戦後、何よりも平和の商業港として営々とした努力によって、今日、発展をとげてきたものである。その平和の思いは、1994年11月の本市会の「大阪港の平和利用決議」に結実しているのである。 よって、

1、米艦船「MCCAMPBELL(マクキャンベル)」の大阪港への入港に反対し、許可しないこと。

2、今後も米艦船や自衛艦の大阪港への入港拒否の態度を明確にすること。

 以上、申し入れるものである。