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議会運営の改善を与党各派に申し入れ

日本共産党大阪市会議員団

日本共産党大阪市会議員団の下田敏人幹事長は、5月15日、与党各派(自民・民主・公明)の幹事長に対し、大阪市会をよりいっそう市民に開かれたものにするため、「議会運営の改善に関する申し入れ」をおこないました。

申し入れは、「市会の公開をさらに進めるための改善をはかる」「請願・陳情については市民の請願権を保障する立場で改善する」「本会議・委員会審議の充実をはかる」「議会役員及び議会推薦の監査委員の選出、構成を民主的に行う」の4つの柱、「インターネットによる本会議・委員会の中継(同時、録画)を拡充する」「常任委員会の直接傍聴を進める」「請願・陳情者が趣旨説明をする場をつくる」「本会議での代表・一般質問を9月・10月議会でもおこなうようにする」など、12項目からなっています。

同党市議団は、毎年、与党会派への同様の申入れをおこなっており、国保運営協議会や教育委員会の公開、委員会質疑の庁内モニターによる傍聴、決算特別委員会の市民傍聴、議事録のインターネットによる公開、インターネットによる予算市会代表質問などの録画中継などを実現しています。

 


各派幹事長  殿

2007年5月15日

日本共産党大阪市会議員団

幹事長 下田敏人

 議会運営の改善に関する申し入れ

 

日本共産党大阪市会議員団は、大阪市会をよりいっそう市民に開かれたものにするため、以下の提案をおこないます。

各派幹事長におかれては、検討の上、是非とも前に進められるよう求めるものです。

 

1、市会の公開をさらに進めるための改善をはかる

@ 本会議質疑の同時放映を行うなど、テレビの一層の活用をはかる。

A インターネットによる本会議・委員会の中継(同時、録画)を拡充する。

B 常任委員会の直接傍聴を進める。

C 本会議場の傍聴定員が超過した場合、P1でのテレビモニターの視聴ができるようにする。

 

2、請願・陳情については市民の請願権を保障する立場で改善する

@ 請願・陳情者が趣旨説明をする場をつくる。

A 請願・陳情は提出された議会の会期内で結論を出すことを原則とし、結論が出ない場合は次回の議題とする。

B 閉会中に提出された請願・陳情については一ヶ月以内に常任委員会を開催して審議する。

C 予算関連及び意見書・決議に関連する請願・陳情は「みなし採択」もしくは「みなし不採択」の取り扱いにする。

 

3、本会議・委員会審議の充実をはかる

@ 本会議での代表・一般質問を9月・10月議会でもおこなうようにする。

A 委員会審議は十分時間をとっておこなうようにする。

B 予算関連案件について、その内容によっては、個別に採決することも検討する。

 

4、議会役員及び議会推薦の監査委員の選出、構成を民主的に行う

@ 役員の選出、構成は各派の総意に基づくものとする。

以上